学歴・職歴なし・50代で採用されない人が正社員になるには!?

2019年6月19日

ずっと・フリーター、スキルがない、年齢でどこも採用してくれない……もういろいろとあきらめそうになりますよね。ではどうすれば正社員になれるのか。50代、職歴なしでも最低限の福利厚生・収入が約束された正社員になれる方法があるのです。

なんだかんだで採用してくれる! 製造系正社員の無期雇用派遣

「なんだ……派遣か……」って思っても、まだページを閉じるのは早いです。正社員になれる数少ない方法、それが正社員の無期雇用派遣会社に就職することです。

私が勤めていた無期雇用派遣の会社では、一時期40代以上の人が半分以上でした。職歴なしでも高卒でも採用していましたし、定年が60歳なのに50代後半の人でも採用していました。

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では「ミドル・シニア活躍」や「女性活躍」などの求人が増えています。こういう求人はキツくない仕事(検査や工場・生産事務など)が多いです。なぜか販売や営業、事務の求人もそこそこあります。

その分給与はあまり高くないですが。法律も徐々に厳しくなっていますし、採用にも手間とお金がかかるので、企業側もそこで嘘を書くことはあまりありません。

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にも同じく 「ミドル歓迎」や「女性が多い職場」などの求人が多いです。こちらは、販売などが少ないかわりに生産事務や工場事務が多いです。

人材業界にいた私が知る限り、最も簡単に、それなりにキツくなくてブラックじゃない正社員になれる方法です。

そうはいってもやっぱりおいしい話には裏がある。では、どんないい仕事・キツい職場があるのか。派遣会社で実際に派遣として働き、営業もして、求人広告も制作していた私の経験から、お話いたします。

50代からでもできるお仕事! 半導体工場!

おそらく私が知る中で最も年齢や学歴、職歴を本当に気にしない職場です。50代以上の多くの方が半導体工場に配属されていました。

なぜ半導体工場では高齢でも未経験でも学歴なくてもできるのか。理由としては、

  • 全自動化されているので、力仕事が少ない
  • 装置のボタンを押すなどの操作が多いので、そこまで知識が必要ない
  • とにかく人手不足(半導体以外でもそうですが)

などです。

半導体工場のほとんどは機械で自動化されており、人はその機会を操作するのが仕事の基本になります。小さなホコリや花粉が入ってしまうだけで半導体は壊れてしまうので、もはや人が近づくことすら許されません。

たいていの工場ではクリーンルームと呼ばれるチリやホコリがほとんどない特殊な部屋で作られており、人が工場の製造現場に入るときはクリーンスーツと呼ばれる特殊な服を着ます。

半導体装置だけでなく、多くの産業用の装置では、操作ミスで製品がダメになってしまったり、大きな事故につながらないように、見た目でわかりやすいようにボタンの配置や表示が設計されています。

実際、日本の会社が作った装置を日本語のわからない海外の人が扱うこともあるので、言葉がわからなくても、操作しやすいように設計されているのです。なので、専門的な知識がなくても扱いやすく、業界・職種未経験でもOKということが多いのです。

気になるお給料のほうですが、無期雇用派遣の中だと、どちらかというと低めになります。ただし、他の工場での勤務よりかは条件が良いことが多いです。また、キツくなく、50代からでも始められる割には稼げるお仕事といえるでしょう。

高収入! だけどキツい! 自動車製造

稼げる仕事の一つに「自動車製造」のお仕事があります。採用基準の割には給与も高めですし、入社祝い金や社宅などもあり、トータルで見ると1年で最大400万円以上の求人もあります。しかし、肉体的にキツいです。というより耐えれる人以外はあまり採用されません。

私の上司が現場の社員からヒアリングさせていただいた資料を見たことがあるのですが、勤務開始から数日で無断欠勤して退職した人もいるほどキツい職場だそうです。

そして、入社祝い金や金属ボーナスなどは、欠勤が少ない人、勤務態度が良好でないと支給されないなどの決まりがあることが多いです。なので、あまりにもキツいから、と言って休んでしまうと入社したときに聞いていた年収よりも低くなってしまうことがあります。

自動車製造のお仕事では「ばね指」や「腱鞘炎」になる人が少なくありません。気を付けていればなりにくいですが、入社したばかりなどの仕事にまだ慣れていない人が、なりやすいケガです。重いものなどを持ったりしながら同じ作業をひたすら繰り返しているとなりやすいです。

このほかにも腰や肩など、体を痛めたりして続けられなくなる方もいらっしゃいます。気を付けていれば防げることではありますが、なかなか最初のうちは難しいです。自動車製造は体に自信がある人以外は避けたほうが良いでしょう。

当然、工場によるところはありますが、自動車製造であればどこの工場でもキツいです。検査や組立、加工など様々な部署があり、忙しさや辛さには多少の差があります。事前に情報を調べたり、面接のときに業務内容をそれとなく聞きいてみることが大切です。

しかし、やっぱり給与は高いです。社宅や社員食堂がついているところもあるので、3年かいれば1000万円近くお金をためられたという人もいます。よほど節約して、まじめに働いていないと難しいですが、無期雇用派遣でここまで稼げるお仕事はなかなかないので、もし体力には自信があるという方がいれば受けてみるのもいいかもしれません。

給料は高くないけど続けやすい! 女性も活躍できる検査のお仕事

50代からでも採用されやすいお仕事の中には検査もあります。半導体や自動車、ねじなどの小さな部品や家電製品など、様々な検査のお仕事があります。

これらの検査のお仕事の共通点は、そこまで体を動かさない、ということです。なので50代でも体力がなくてもOKというところが多いです。

ただし、検査というからには、視力に異常があったり、目が見えない、などの症状があるとできないお仕事になってしまうことが多いです。

検査といっても色々なものがあります。

  • ねじなどの小さな部品を、肉眼で見たり、虫眼鏡で見たりして、不良品を取り除くお仕事。
  • 顕微鏡などで見て、異常がないか、一つ一つチェックしていくお仕事。
  • 工具などを使って、部品や車の寸法が間違っていないか、正しい大きさや角度で部品が取り付けられているか検査するお仕事。
  • パソコンなどでいくつもの装置をモニタリングして、異常値が出ている装置や製品はないか、もし異常があるならどんな異常が起きているのか検査するお仕事。

などなど、検査にもさまざまな種類があります。多くの場合座って行うことが多く、大量句を使わないです。

また、実際に肉眼で部品にキズや汚れがないかなどを検査する仕事では、色の見え方がよりはっきりと見えているといわれている女性を採用する工場も多いです。座り仕事が多いということもあって、女性の応募も多いです。

デメリットとしては、座り作業でずっと同じことを繰り返しているため、飽きやすく、それがつらいという方も多いです。

また、不良品を見逃さないように注意しながら同じ部品をひたすら見続けるため、集中力がある方でないとかなりつらいお仕事になってしまいます。

こちらも、間違いを見つけることがメインのお仕事になるため、専門知識や職歴、学歴、年齢はあまり重視されません。長時間集中力を保って、細かい違いに気付くことが得意という方には非常に向いているお仕事だといえます。

ただし、年収が低いことが多いのが検査のお仕事の見過ごせない点。地方であれば月給が総支給額で20万円前後であることが多いです。

半導体業界や精密部品の業界の検査のお仕事であれば、もう少し高い給料であることが多いので、業界で絞って探してみるのもよいかもしれません。

まとめ

仕事に困ったときは意味無期雇用派遣に行けば何とかなるかもしれない。そう思うぐらい、人生でいろいろ苦労してきた人たちが集まる仕事です。とにかく人生を何とかしたい、という方や、職歴や年齢、学歴がなくてどうにもならないという人は、ここで働いてみるのがいいかもしれません。