高卒・中卒から年収1000万円の企業に就職する方法!
「年収1000万円になりたい」ってなれるともなりたいとも私は思ったことがないのですが、なりたいと思っている方は多いと思います。
大卒で年収1000万円の方ならまだいるのですが、高卒・中卒で年収1000万円となると結構数は少なくなってくるでしょう。
企業とか株とかで1000万円という方もいらっしゃいますが、今回は会社勤めで年収1000万円になる方法ついて書いていきます。
1年目で年収1000万円も! 保険・不動産の営業
大卒じゃなくても年収1000万円の職種としては割とメジャーなほうだと思います。保険などの金融商品を売ったり、家やマンションを売る営業です。
なるべく多く稼ぐなら、一人暮らしの賃貸物件を専門に扱っている会社よりも、タワマンなどの価格の高い分譲物件を扱っている会社や、アパート1棟扱っている物件のほうが給与が高いことが多いです。
高いノルマを達成すれば、それに合わせて一気に年収が上がります。しかし、中には、厳しいノルマで、ブラックな会社もあるので、選ぶ時には気を付けましょう。
また、ノルマの達成度合いによって年収が左右されるので、結果を出し続ければ年収1000万円以上も目指せますが、結果が出せなければとても低い年収になってしまうこともあるので、そうならないように気を付けましょう。
将来有望なベンチャー企業の営業!
ベンチャー企業では、実力主義なことが多く、学歴や前職を気にせず入社できることが多いです。
ベンチャー企業では、社員も少ないため、結果を出せばすぐに課長や部長などの役職に就くことができ、一気に年収が上がります。当然、結果を出せば役職についてなくても給与が上がることが多いです。
ベンチャー企業の良さはそれだけではありません。多くのベンチャー企業が、社員持株制度を進めています。自社の株を、社員にも成果に応じて付与する、もしくは割安で株を購入できるというシステムです。
会社がまだ小さいときに、この社員持株制度で多くの株を手に入れます。そして、会社が大きくなれば、株価も上昇するので、配当や売却益などで、年収1000万円を超える収入を生み出すことができます。
私が以前勤めていた会社では、まだ会社が小さなときに手に入れた株が、上場したときに数千万円になったという方もいました。
しかし、ベンチャー企業といっても中小企業であることには変わりないので、大手以上に倒産やリストラの懸念があります。
将来性がある事業をしている会社なのかどうか、見極めてから挑戦してみましょう。
外資系企業の技術者になる!
私のいた半導体業界では、外資系企業の技術者の方々が、年収1000万円でした。なんだか高卒・中卒ではなりにくそう……と思う方も多いかもしれませんが、実は、中卒でも高卒でもなれるのです!
外資系も実力主義! ということもあって、高卒・中卒に関わらず昇進・昇給の機会があります。
とはいえど、なりやすい技術職は限られています。一番なりやすくて多いのがメンテナンスのお仕事。設備保全や修理のお仕事ですね。工業高校出身だと特になりやすいです。
英語はできない……という方も多いかもしれませんが、英語が話せなくてもたいてい大丈夫です。入社してから勉強してほしい、という企業がほとんどです。
外資系企業などの多国籍企業では、英語圏以外の国籍の方も多く、顧客も英語を話せない人が多いことがあるからです。
また、日本に進出できる外資系企業はたいてい大企業なので、マニュアルが用意されていることが多いです。これも日本語のマニュアルが用意されていることが多いです。
外資系企業は、日本よりもリストラに踏み切ることが多いので、この点には気を付けたほうが良いでしょう。
また、不動産営業や保険営業と比べてすぐに年収1000万円に達するのは難しいです。10年かかってもおかしくないので、そのつもりで考えましょう。
リクナビやマイナビから探せば、他の求人案件に比べて妙に年収が高いメンテナンスや設備保全のお仕事があるので、その求人案件を出している会社を調べてみれば見つけやすいです。
正社員の無期雇用派遣から、登用されて入社したという方も多いですが、求人サイトなどで探して応募するほうが当然早く入社出来ます。
大手企業で製造部門の管理職!
最も現実的なのは、大手メーカーの工場で、製造や生産管理、品質管理部門の管理職になることでしょう。
現場経験を大切にする企業が製造業には多いので、現場で働き、順調にリーダーや係長、主任や主査などに昇進して30代~40台になれば課長、さらには部長になれます。
大手企業だと、課長になるだけで年収が800万円を超えることもあり、部長になるころには年収1000万円を大きく超える企業もあります。
給与も年功序列で上がっていくので、結果を残せないときがあっても安定した年収を手に入れることができます。
この方法なら、安定して年収1000万円を目指せますが、20年~30年はかかってしまうでしょう。さらに、激しい出世競争を乗り越えないといけないので、途中であきらめてしまう人も出てきてしまうでしょう。
こちらも、リクナビやマイナビで探せば様々な案件が出てきます。そのほかにも製造業に特化した求人サイトを見てみるのもよいでしょう。
日本の製造業はまだまだ新卒一括採用のケースが多く、中途入社の技術職をあまり多くは採用しないです。そのため、中途で入社するために、正社員の無期雇用派遣を利用して、正社員登用を狙うのも手段の一つでしょう。
まとめ
「中卒・高卒だから年収1000万円の企業に入社するなんて無理……」と思う方も多いかもしれません。私が半導体などの製造業関係で出会った年収1000万円の人たちのほとんどは30代から40代の方でした。
私が以前勤めていた会社の部署の執行役員は高校中退でしたが、まだ40代前半で年収は1000万円~2000万円ほどといわれていました。
たまたま私が実力主義の会社・業界に関わっていたからということもありますが、少なくても、探せば中卒・高卒で年収1000万円になれるのです。
皆さんも、もしその器量があるなら、年収1000万円の会社に入社してみてはいかがですか?
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