ビッグファイブでカンタン適職診断! 転職・就活・仕事に役立つ自己分析
SPIなどの適職診断や自己分析は時間が結構かかります。本質的で、短い時間に自己分析するなら心理学の「ビッグファイブ」をもとに適職について考えるのが良いです
今回はその中でも特に有名な「ビッグファイブ」についてご紹介! 今の自分にどんな仕事がいいのか、転職するならどんな仕事を選ぶべきなのか、参考になります。
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重要な5項目で見る、自分の性格と特性
「ビッグファイブ理論」とは心理学者のゴールデン・W・オルポートが考えた理論で、人間の性格の大半が5つの要素によって決まるという考え方です。
その5つとは、「神経症傾向(情緒安定性)」「外向性」「開放性」「協調性」「誠実性」のことです。これで人のすべてが決まるわけではありませんが、私たちの性格の形成にとても大きくかかわっているものです。では一つずつ、見ていきましょう。
・神経症傾向(情緒安定性)
精神的に安定しているか、感情的になることが多いかどうか、落ち込んだり、逆に気分が高まりやすいかどうか、という項目です。いわゆる「メンタルの強さ」に関わる部分ですね。
神経症傾向が低い、すなわち落ち込んだりしにくい人は個人営業やコールセンターなど、人と接する仕事、ノルマのある仕事に適しています。神経症傾向が高い人は、人と接することが少ない仕事や、ノルマなどがない工場のラインエンジニアなどが向いているかもしれません。
・外向性
積極的に人と接するのが得意かそうでないか、ということです。得意でない場合は内向性といいます。人と接するのが得意なら販売員や営業、得意でないのなら、製造や品質管理、各種エンジニアが向いているでしょう。
ちなみに、外向性が高いからと言ってコミュニケーション能力が高いというわけではありません。コミュニケーション能力が高いということは、相手の気持ちを考える能力や、言葉を使って何かを伝える能力も重要です。外向性が高いからといってこれらの能力が高いとは限りません。
・開放性
新しいものや知識、経験を積極的に追い求めるかどうか、という項目です。開放性が高い人は研究職やクリエイター、商品開発など新しいものを作ったり、最新の技術に触れる機会が多い職種に適性があります。
また、ベンチャー企業など、新しい技術やビジネスを追い求める会社にも向いています。そうでない人は、事務職や製造職、品質管理など、ルールを守り、決まった業務を確実にこなす職種が向いています。
・調和性
周りの人とうまくやっていけるか、という項目です。コミュニケーション能力が高くても、周りの人と衝突しやすい場合はあまり高くないです。
調和性が高い人は法人営業や、お客様とのやり取りが多い技術営業や、フィールドエンジニアなど、多くの人との協力が必要になる職種に適しています。低い人は、SEではなくプログラマーや工場のラインエンジニアなど、一人でする作業が向いています。
・誠実性
簡単に言うと真面目かどうか、ということです。誠実性が高い人はルールを守って仕事を進めることや、設定した目標などを確実にこなそうとすることを好みます。そうでない人は、ルールや、型にはまった考え方で仕事を進めていくことをあまり好みません。
誠実性の高い人には事務や製造、生産管理、財務、経理など決まったルールを守りながら仕事を進めていく業務が向いています。低い人は、デザイナーや、webクリエイターなどの既存のルールや枠にとらわれない業務が向いています。
「ビッグファイブ」などの性格診断はインターネットなどで検索すればいくつか見つかります。しかし、本当に信頼性のあるテストなのかはわからないものもあるので、気休め程度に参考にするのが良いでしょう。
これ以外にも日本でよく使用される性格診断としては「YG性格検査」や「エゴグラム」など様々な性格診断があるので、興味がある方は調べてみるのもよいかもしれません。
リクルートなどが作成したSPIはどのような人柄で、どのような仕事に向いているか、ということを検査するためのものです。正確な結果を測定するには、その分時間なども確保する必要があります。「ビッグファイブ」は適職を探すのではなく、人の性格を分析するために考えられたものです。
短い時間で簡単に、自分の性格を見直すには、「ビッグファイブ」のような測定項目の少ない性格診断・分析のほうが良いのかもしれませんね。
まとめ
性格診断や適職診断などに頼りすぎるのもよくないかもしれませんが、SPIや様々な性格診断から、今までに考えたことのない業界や職種が選択肢として浮かび上がってくるかもしれません。
この先どんなキャリアを積んでいくのか、転職先を考えるときにも役に立ちますし、新卒の就活で、 文系から理系職種、理系から文系職種に就職するなど、新しい将来が見えてくることもあるかもしれませんね。
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